出会い(2002)F50、油彩・キャンバス 第55回長野県美術展賞候補

このころ二紀に出す作品で手一杯だったので、県展に出す作品を搬入の一週間前に3日くらいで描いたのがこれ。この年は、手製絵本『長い帽子のひと』(ギャラリー2+さんのHPに載せていただいてます。見に行くかたこちら)を作ったりしたんだけど、その時描いたのと似たような絵。いつもと違ってすっきりしていてそれがよかったのか。すっきりし過ぎとも言えるような気が…。全然描写してないし。『出会い』ってのは要するに霊みたいのと出会ってしまった、ていうこと。絵具垂らすなんて乱暴なこと、初めてやった。なんかだんだんこだわりとかがなくなって、どうでもいいやってなってきてる。それが作風の多様化(無節操化)につながってるね。これを進歩と取るか退化と取るか。自分でもよく分からんがその間にも多様化していく…
閉じる
inserted by FC2 system