かのきしにて(2016)F60、ねまる(2016)F60、アクリル・キャンバス
第70回記念二紀展K氏賞(一般)

2001年の二紀展に初出品の時に入選佳作(賞候補?)、翌年の春季二紀展(新人選抜展)でも賞候補、だったらしいのですが、その後全く鳴かず飛ばず。もう受賞するとか売れるとか褒められるとか認められるとかそういうこととは無縁の画家人生なんだろうな、と思っていた矢先の受賞。K氏賞は、第1回、第2回二紀展の時に出て以来、昨年(第69回二紀展)に受賞者が現れるまで全く記録に残っていないという謎の賞。どういう位置づけのものなのか全く分からない。とりあえず昨年と今回の例から見ると、準会員から一人、一般出品者から一人、選ばれる。授賞式の時、なぜか会員賞よりも先に呼ばれる。二点応募して大抵は一点のみが飾られることが多いのですが、今回は二点入選で、もう一人の準会員の受賞者も二点飾られていたので、二点入選の中から選ばれるのかもしれない。受賞自体久しぶりなので嬉しい。が、今描くべき目の前の絵を、自分にとって心から良いと思えるものにすることに集中して、これからも褒められても褒められなくても地道に制作していきます。他人からの評価は(嬉しいけど)二の次ということにしてますので。(2016.10.16)
 その後分かったのですが、K氏賞は、S60号以下の作品を小品と位置付けて、小品作品の充実と奨励のために設けられている賞とのことです。小品での出品だったので受賞できたのですね。(2017.1.23)
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