宇宙を旅する一団エスキース(2000)31.0X44.0、ボールペン・水彩・紙
第1回武井武雄記念日本童画大賞展審査員特別賞(買い上げ)

この作品、著作権ごと買い上げ、ということでそのものをアップすることは出来ないのです。その代わりにエスキースを公開いたします。
最近でこそ本を読むのですが、昔はほとんど読むということをしませんでした。この絵を描くに当たって「宇宙を旅する一団」という題名は決まっていたので、宇宙といえばSFだ、ということでSFを読み始めたのはこのころから。なんとも不純な動機である。でも絵を描くのに一番役に立ったのは、「National Geo Graphic」などの科学雑誌。古本屋で100円で買える。木星の渦とか「子供の科学」に載っていた「カルマン渦」の記事とかを参考に渦を描こうとしたあとがエスキーすにもうかがえる。絵に文章を強引にぶち込む、という試みをしてみた。太陽が寿命を迎えて地球の生物が星を捨て宇宙に旅立つ、という内容なんだけど、そういう終末みたいなの好きなんだよね。同じようなのが「地獄風呂」なんだけど。絵のほうでは旅立った一団の前に謎の宇宙船が。信号が送られてくるんだけどお互いに信号の体系が違っていてうまくコミュニケイトできない、ていうかこれがファーストコンタクトだったんだけど、みたいなことを描いた。またこの続きとか描きたいと思っています。
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